インクジェットプリント

インクジェットプリントとは？

生地に直接インクを吹きかけてプリントする方法です。Ｃ(シアン)、Ｍ(マゼンタ)、Ｙ(イエロー)、Ｋ(ブラック)の４色の掛け合わせで色を表現します。

インクが生地に馴染みやすく、落ち着いた自然な色合いに仕上がります。商品のカラーによって発色が異なるのも特徴です。商品の色が濃いほど、インクの発色も暗く感じられます。
白色インクを使用しないため、デザインの白色部分は商品の地の色となります。

プリント面の凹凸がなく、なめらかな手触りになるのもインクジェットプリントの魅力と言えます。

色数の制限なくフルカラーで、１枚からプリントできます。

インクジェットプリントの注意点

• モニター上の色と、インクジェットプリントの色の表現方法は異なります。そのため、スマホやパソコン等で見る色合いと実物の色合いが若干異なる場合があります。
• プリンターの特性上、印刷位置が上下左右に数㎜ほどずれる場合があります。
• 白色は印刷されません。デザインの白色部分は透過され、商品の地の色になります。
• 濃色の商品にインクジェットでプリントするとデザインが見えにくくなりますので、当店では淡色のみのお取り扱いとなっております。
• １㎜以下の線は、印刷されない場合や、滲みや擦れが起きる場合があります。
• 金・銀・蛍光色は表現できません。
• ご入稿いただいたデータをそのままプリントしますので、不要なデータは必ず削除してください。

インクジェットとDTFの違い

生地に直接インクを吹きかけてプリントするインクジェットは、落ち着いた自然な色合いに仕上がります。
白インクを使用しないため、生地の柔らかな風合いを残せる反面、デザインの白色部分を表現することができません。

デザインをプリントしたシートを生地に圧着させるDTFは、インクジェットよりくっきり鮮やかな色合いを表現できます。
CMYKの４色に加えて白インクも使用するため、黒や濃色の商品にも鮮明にプリントできます。

また、インクジェットはインクが生地に浸透するので滑らかな手触りになり、プリント部分の通気性や耐水性、耐熱性にも優れています。

DTFはシートを張り付けるプリント方法ですので、表面に若干の凹凸が出ます。プリント部分は通気性が落ちますが、インクジェットよりも色褪せしにくいというメリットがあります。

【インクジェットはこんな人にオススメ！】

• 淡色の商品をお求めの方
• ナチュラルな仕上がりにしたい方
• 通気性や耐熱性など機能性の良さを重視する方

【DTFはこんな人にオススメ！】

• デザインをくっきり鮮やかにプリントしたい方
• ポップな仕上がりにしたい方
• 色褪せしにくいものをお求めの方